tdの音楽素材サイト

「新説魔法少女」プレイ日記 第四十九話~第五十一話

第四十九話 光を超えて

第五十話 魔法少女

第五十一話 明日に架かる橋

エンディング

プレイ日記を終えて

スクリーンショットを載せるとネタバレをどうしても含んでしまうのですが、それでもなるべく核心を突く大事なところや一枚絵などは載せないようにしました。 TSさんには快くOKしていただいて本当に感謝しています。

2011年頃にTSさんがサイトで連載(出来たところまで随時公開)されていた「魔法少女」の頃から、「科学技術(注射)で変身」し、更に悪の組織なのか何なのか全く分からない生物との戦いに巻き込まれるという設定に引き込まれました。 この時すでに氏の作品(「えるまに」「OtoZ」「昴の騎士」「餓猫伝」)をプレイしていたため、こんな面白い作品たちを作る人の新作が! と当時いつも更新を楽しみにしていました。

今回リメイクされた「新説~」は当時のツール・SRPGツクール95では出来なかった表現がされており、例えば立ち絵の豪華さ(当時から場面に合わせた顔グラフィックの細かな設定はされていましたが)であったり、 中でも戦闘アニメの表現は格段に滑らかかつ燃えるものになっています。個人的には月菜のオールレンジ攻撃や香の雷音が好きですね。そしてプレイした人なら分かると思うのですが唯のワールドイズマイン、光のあの人の必殺技、そして千代子の最強技……と アニメーションによる表現がどれも抜群に格好良く、プレイする上で大きなモチベーションとなったことは間違いありません。

キャラクターについては、やはり群像劇なので登場人物それぞれについて、普段の生活、あの人といる時、この人といる時、初めての戦い、切迫した状況……などあらゆる場面で各々の個性が出ていると思います。 忍と香の双子のように、見た目どころか表面上の性格まで似ているように見えるキャラでも、リリーと二人でいる時、人型の正体が分かった時……などの場面を見れば、異なる個性を持っているのだと分かります。

千代子は主人公だけあって色んな状況、場面、人との会話、人からの評価が描かれていて、どの千代子も大好きなのですが、他に好きな人物というか関係性だと「唯から月菜、梢、加音、千代子それぞれへの接し方」、 「加音が唯に抱いていた感情(最初は憤り、怒り、疑義……といったマイナスなものばかりだったと思いますが、最後はもう少し違った目で彼女を見ることができていたのではないかと思います)」といったものが印象に残っています。 それから「怒り」の感情―千代子や遥はもちろん、序盤に千代子を疑い朱莉を助けようとする七海や、前述の加音もそうですしリリー、烈、月菜……などなど―が描かれる場面がなんか好きですね。

音楽の使い方とか敵キャラの造形、みんなの立ち絵だとか素晴らしい点を挙げればきりがないのですが、やっぱりシナリオが最高! というのが一番です。生きていく希望というものを抱こうという気にさせてくれます。


この作品について

本作はフリーゲームですが、私はDLSiteにて高難易度IFストーリー付き有料版「新説魔法少女+」を購入してプレイしています。
+には今回プレイした新説魔法少女(フリー版と同じ)よりもハードな高難易度版が付属しており、タイトルを「アドレナ戦記」として、千代子ではなくアドレナが主人公となり、エレエス星・イド星マジカロイドたちが地球で戦っていたら……というIFストーリーが展開されます。
今まさに有料で販売されているのもののため今回のような形でのプレイ日記を作る予定はありませんが、こちらも是非プレイしてみたいと思っています。


最後に

作者のTSさん、本当に素晴らしい作品をありがとうございます。そしてこのプレイ日記を読んだ方で未プレイの方は、下記に改めてリンクも記載していますので是非「新説魔法少女」をプレイしてくださいね。





★新説魔法少女+(高難易度IFストーリー付き有料版)をプレイする(DLsiteへ)

★新説魔法少女をプレイする(ふりーむ!へ)

★作者様のサイトへ

新説魔法少女プレイ日記トップへ