「新説魔法少女」プレイ日記 第十九話~第二十四話
第十九話前編 闇の迷宮
千代子の荷物を日向家に移す作業には男手として朔也、章二、そして烈が参加した。その最中、山城姉妹から林の中にバイオモンスターの巣らしきものが見つかったという通信が入る。
引っ越し作業が終わり、用事があると言ってそこへ向かう千代子たちだったが、その表情を見て訝しんだ烈は彼女らの後を尾けるのだった。
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際限なくバイオモンスターが出現する洞窟内での戦闘継続は無理と判断。一行は脱出したが、地上で待っていた烈に変身姿を見られてしまう。 千代子たちは彼に、架橋町で起きている一連の事件の秘密を明かすのだった。
感想
突入から脱出まで(ほぼ)全員の能力を活かした役割分担がなされていました。そしてついに、戦士以外の人物が千代子たちの秘密に気付いてしまう……知ったのが烈であったのが吉か凶かというハラハラな回です。
さらに、これまでの仲間とは完全に異質な存在であるテロメアが出てきてプレイヤーとしては二重にも三重にも心をかき回されます。
◆戦闘はかなり敵が多く、部隊をあまり分けすぎると大変なことになるので中央付近で合流しつつ戦う方が良いと思います。
第十九話後編 闇からの轟き
洞窟から撤退した一行は後日、琴音と七海の能力で洞窟内のバイオモンスターを一掃する作戦に出る。そこにはタウに連れられてきた、「天」の能力をもつ少女・テロメアの姿が。 彼女はその出自も能力も、千代子たちとは全く異なる存在なのであった。
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テロメアの協力もあり、バイオモンスターの撃退には無事成功。戦闘後、普段の生活の中で能力を使うかどうかの話題から、千代子は葉子にあることを依頼する。 「地」の能力でダイヤモンド作ること、それを「今」葉子に頼むそのわけとは―――。
感想
テロメアの過去や人物像が少し明かされますが、琴音は完全に信用しきれない様子。そのことで伊万里には幻滅(?)されますが、これまでの琴音の立ち居振る舞いを見ているとここでテロメアを疑うのも彼女なら当然かなとは思います。
戦闘後には能力の普段使いの話で盛り上がりますが、千代子が葉子にお願いをする場面……十五話のあと千代子がどんな思いで日々を過ごし、戦っていたかということが感じられますね……。
第二十話 遠い故郷
テロメアの事を知りたい、琴音たちからの疑いを晴らしたいという千代子は彼女に会いに行くことを提案。遥、月菜とともに訪れたテロメアの家で、彼女の故郷・イド星で起きた事件と、戦士の能力が開発された経緯を聞くのだった。
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こちらの戦力増加に合わせるかのようにバイオモンスターの数と種類が明らかに増えてきており、戦士たちの間にも不安が募る。それはメンバー間の不和の種でもあった。
テロメアへの疑念が晴れた琴音は、彼女にタウと協力して敵の正体を掴むよう請うのだった。
感想
テロメアのこと、イド星のことが少しずつわかってくる回。千代子がテロメアに関わる理由といい烈に秘密を話した時といい、妙に冷静で俯瞰的でそれが残酷に見えることもあるくらいなんですよね。 例えば天才と呼ばれている琴音は分析力が高かったりするのですが、千代子はそういったタイプとはまた別の賢さがありますね。
第二十一話前編 正義の制裁
家庭の不和から気分がすぐれない唯は、タウから聞いた「重」の能力の戦士候補・香取加音を探す。加音は、昼の戦いのあとに琴音がコンビニで遭遇した南中の生徒だった。
昼間の万引き犯たちが再び罪を犯したことを知った唯は、加音への説得を行うとともに犯人のもとへ向かう。
そして唯が彼らに行ったのは「正義」の制裁行為だった。
加音は唯の行動に戦慄すると同時に彼女への怒りを露わにすると、タウから変身道具と注射を受け、手に入れたばかりの力で唯に殴りかかる。
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戦士の力を得た唯は「町のため」にその力を行使していた。加音との戦いでは一撃を受けたものの、感情が昂ぶり発現したタキオンシュートで彼女を瀕死状態にする。
タウとテロメアの介入で戦闘を終えた唯は翌日、自らの行為を仲間に明かさないよう加音に請う。その帰り道、千代子と遥を目にした唯はひとり涙を流すのだった。
感想
ついに能力をこのように使ってしまう人が出てしまいました。正義感のあるように見えた唯ですが、戦士の力を得たこと、彼女の孤独が誰にも理解されず積み重なっていったことがこの結果を生んでしまった。 町を守る正義の心というより、愛の飢餓から脱するための手段として力を使うようになってしまったように思えます。どこなら引き返すことができたのでしょうか、どの時点なら取り返しがついたのでしょうか。 加音の病室に居合わせた琴音の言葉に同調する唯は、なんとかして自分の正しさを担保したくて必死なようでした。
第二十一話後編 分け合う孤独
睡眠学習を終えた加音は翌日、技の練習をしていると山中でテロメアと出会う。テロメアは加音にマジカロイド同士での戦闘をしないよう釘を刺す。
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加音が仲間に加わった。彼女は戦闘慣れしていないのは勿論、運動神経もあまり高くないのだが、唯の加勢もありバイオモンスターの撃退に成功する。 戦い以外では構わないでほしいと言う彼女は、挨拶をすることもなくその場から立ち去るのだった。
感想
加音の性格や能力について少し分かる回。表面上は強気なのですが……千代子たちと関わろうとしないことや学校へも行っていないのを見るとまた違う何かがこれから見えてきそうです。
◆戦闘は弱点を突きつつ人型・人馬型については遥かや唯の大技を叩きこむ。千代子の氷核や朔也の分身連続攻撃なども人型にそれなりに通用します。
加音だけレベルが低いので、最初はアイテムで熟練度を上げてハイパーボーラを使えるようにしておくと戦力になりレベルも上げやすいです。
第二十二話 鬼胎
私立中の三年生・三笠米子が「壊」の能力の戦士候補であるとフィーから聞いた琴音。葉子やリリーと共に説得に向かおうとするが、葉子の計らいによって一人で米子と話をすることになる。 琴音の話に驚きつつも、すぐさま戦士になることを決めた米子の思いとは。
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犠牲は出てしまったが警官隊を守りながら戦った。米子の存在は精神的にも頼れるものであったが、彼女は自衛隊にいる父のことを心配せずにはいられない。 一行はフィーやタウに本国からの戦力補強を要請するのだった。
感想
国防に携わる人の家族が出てきました。マジカロイドたちが戦っているあいだに、町も国も何らかの動きをとっているはずなのでこの辺りもまた気になりますね。
ちなみに米子さんはリメイク前より早めの登場です。
◆戦闘は少人数で始まりますが、四人の警官が敵の攻撃範囲に入らないようにする必要があるためメンバーを分けつつ最初から前進していく必要があります。
技やアイテムを惜しまずに敵を落としていくとよいです。
第二十三話 冬の海
千代子が遥の母・せつなと買い物に出かけている間、日向家を葉子が訪れる。千代子に依頼された指輪を届けに来たのだった。
その後千代子たちはテロメア宅へのお泊まりを敢行。賑やかなひとときを過ごした少女たちのもとに翌朝、「氷」の能力の戦士・初瀬もかが仲間に加わったという報せが入る。
ほどなくして鳴り響いた二つの警報は、二つの方角にバイオモンスターが出現したことを示すのだった。
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二手に分かれたマジカロイドたちはそれぞれ半減した戦力での戦いを余儀なくされる。どちらにも人型が現れ巣からはバイオモンスターが湧き出て来る苦しい戦いとなったが、
テロメアの参加や、氷の能力を高いレベルで引き出すもかの活躍もあり敵をせん滅。全員が無事に戦闘を終えたのだった。
感想
こちらに合わせるかのように強まっていく敵戦力や、マジカロイドが地球人に適合しやすい理由など謎が深まるばかり。巣の出現もあり少し新たな局面に入ってきた印象があります。
伊万里が復学して七海と仲良くなったことで拗ねていた琴音も、とりあえず落着ということでよかったです。
というか千代子の新しい私服!! これもっと見られないんですか??
服を変えるという、見た目にも精神的にも(本人にとっても、メタに言えばプレイヤーにとっても)新鮮なことが、千代子にとって新しい母親とも言えるせつなとの買い物によって果たされるというのは素敵です。
第二十四話 架橋南中学校
鳴り響く警報。襲い掛かる人型バイオモンスター……。朱莉はそのトラウマを抱えたままだった。七海は一念発起して朱莉の力になろうとする。
一方、千代子は昼休みの過ごし方を探し学内をうろつく。教室、体育館、屋上、校舎裏……いつの間にか千代子には、学校内で話せる相手が増えていた。
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千代子は学校の様々な場所で、この戦いが始まる前には関わることのなかった何人もの生徒たちと話をする。
昼休みが終わったところで警報が鳴るが、到着する前に琴音たちが敵を片付けてしまったのだった。
感想
なんと戦闘なしの日常回でした! 教室では千代子と遥の世界が繰り広げられますが、この二人の「話題が合うとか、趣味が合うとかではない」関係性というのがこれまでも何度か描写されていて、
仲良しとか友達とかちょっとそういう次元ではないのだなというのが感じられます。
また梢との会話ではタウを(あるいはエレエス星を)疑う千代子の思慮の鋭さが、唯との会話では善悪についての感覚の唯との違いが読み取れます。
唯にとって守るべき対象の中には自らが殺めた人たちはカウントされてなかったというか、それもそのはず、多分愛や承認に飢えていることの解消手段として鍵括弧付きの「正義」を行っていることを自己正当化してしまっているからだと思います。
そして、確かに千代子は唯のような力の使い方はしないし悪人を見かけたら本当に警察に言う程度で済ますのでしょうが、停学になった時の一連の行動を見るに、もし被害を受けてたのが遥だったら果たしてどうかな……? とも思います。
本当に唯とは紙一重なんじゃないかな……。